前回の記事では、日本国内のFX会社と海外にあるFX会社との違いについて解説しました。
そこには、レバレッジやスプレッド方式、取引システムなどいくつかの違いがありました。
ただ、これからFX会社を選ぶという人は、どういったポイントでFX会社を選べば良いのか?が分からないという人がいるかと思います。
そこで、当記事ではFX会社選びの際の注目ポイントについて解説します。どのFX会社を選んだら良いのか分からない、自分に合ったFX会社が分からないなどという人は是非参考にしてみて下さい。
FX会社選びの注目ポイント
ここからは、FX会社選びの注目ポイントについていくつか解説していきます。ちなみに、この注目ポイントについては、主に下記のものがあります。
- 取引システム
- トレード手法
- 資金管理
- 資本金と自己資本比率
取引システム
日本国内のFX会社の場合、そのほとんどが自社独自の取引システムを開発・運用しており、各社ごとに特徴があります。
例えば、各項目が視覚的に配置されて見やすいシステムや、各種為替情報が流れてくるシステムなど、各FX会社独自の特徴が出ています。
そのため、特にFX初心者の場合はこうした見やすく使いやすい取引システムを採用しているFX会社を選んだ方が良いです。
また、ある程度FXの経験が長く、自分でいくつかのインジケーターを組み合わせてオリジナルな取引システムを構築したいという人はMetaTraderを採用している会社がおすすめです。
ちなみに、今までは海外FX会社のみがMetaTraderを採用していましたが、まだ少ないものの最近では国内FXでも採用している会社があります。
トレード手法
現在、FXで使えるトレード手法については下記のものがあります。
●スイングトレード
●デイトレード
●スキャルピング
●自動売買
そして、スイングトレードでは、長期間保持ションを保有する事になるため、スワップポイントが高いFX会社を選ぶと毎日より多くのスワップポイントを得る事が出来ます。
それとは反対で、トレード時間の少ないスキャルピングの場合、短期間でトレード回数を繰り返す事になるため、スワップポイントよりもスプレッドを重視した方が良いです。
何故なら、スキャルピングの場合、スプレッドの幅が狭ければそれだけ取引では有利であり、取引回数が多くなればなるほどスプレッドが重要になるからです。
そのため、今後スイングトレードを中心にFXを行っていくという人はスワップポイントの高いFX会社、スキャルピング中心にFXを行っていくという人はスプレッドが狭いFX会社を選んだ方が良いです。
また、自動売買を行いたい人は、自動売買可能なFX会社を選ぶ必要があります。
ちなみに、現在自動売買が行えるFX会社は、基本的にMetaTraderを採用している会社となっています。
資金管理
FXでは、自分の証拠金がきちんと守られているのか?はとても重要になります。
何故なら、せっかくFXで稼いでいてもFXで使っている会社が倒産してしまい、その結果自分の資金も消えてしまっては目も当てられないからです。
ただ、日本国内のFX会社の場合、全社完全信託保全となっているため、自分の資金についての心配は無いです。
しかし、海外のFX会社の場合、中には顧客資金の管理方法が怪しい会社もあるため、その見極めはとても重要になってきます。
資本金と自己資本比率
一般的に、企業には資本金や自己資本比率といった経営指標があり、投資家はこれらの指標も参考に投資を行っています。
そして、この資本金と自己資本比率はFX会社にもあり、この資本金と自己資本比率が高ければ高いほどその会社の経営は安定していると言えます。
そこで、FX会社を選ぶ時には、この資本金と自己資本比率の高い会社を選んだ方が良いです。
何故なら、資本金や自己資本比率が高いと、自社の取引サーバーや取引システムに対してより多くの資金を投入する事が出来るからです。
その結果、取引環境が良くなる=安心してFXを行う事が可能となるのです。
まとめ
当記事のまとめは下記の通りです。
●自分に合った取引システムの会社を選びましょう
●自分のトレード手法に合ったFX会社を選びましょう
●完全信託保全のFX会社を選びましょう
●資本金と自己資本比率が高いFX会社を選びましょう
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